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古川薫『ザビエルの謎』:来日前が興味深い [本]

ザビエル(スペイン読みならハビエル)がバスク人だということをはじめて知った。
しかも父親はバスクの宰相で、スペインと戦って死んでいる。
ロヨラもバスク人だが、この戦いではスペイン側についていた。

いや、実におもしろい。
いろんなことを考える。

それに対して、来日後の話はいまいちピンとこなかった。


ザビエルの謎 (文春文庫)

ザビエルの謎 (文春文庫)

  • 作者: 古川 薫
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 1997/02
  • メディア: 文庫



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ル=グィン『ゲド戦記』:やや頭でっかちな [本]

大変な有名作である。
『指輪』『ナルニア』『はてしない物語』の次くらいではないか。

実際、それなりにおもしろかったが、なんというか「教養人の書物」という感じ。

いかにも人類学勉強しました的な細部と、自己というテーマ。

なんかなあ…

まあ、でも三作目までは読むつもりです。


ゲド戦記 1 影との戦い (ソフトカバー版)

ゲド戦記 1 影との戦い (ソフトカバー版)

  • 作者: アーシュラ・K. ル・グウィン
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2006/04/07
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



影との戦い―ゲド戦記〈1〉 (岩波少年文庫)

影との戦い―ゲド戦記〈1〉 (岩波少年文庫)

  • 作者: アーシュラ・K. ル=グウィン
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2009/01/16
  • メディア: 単行本



ゲド戦記 全6冊セット (ソフトカバー版)

ゲド戦記 全6冊セット (ソフトカバー版)

  • 作者: アーシュラ・K. ル=グウィン
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2006/05/11
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



ゲド戦記(6点6冊セット) (岩波少年文庫)

ゲド戦記(6点6冊セット) (岩波少年文庫)

  • 作者: アーシュラ・K. ル=グウィン
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2009/03
  • メディア: 単行本



影との戦い―ゲド戦記 1

影との戦い―ゲド戦記 1

  • 作者: アーシュラ・K. ル・グウィン
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 1976/09/24
  • メディア: 単行本



陳舜臣『曹操』:常識化された曹操 [本]

最初の三分の一くらいは大変おもしろかったのだが、最後の方は飛ばし読みになってしまった。

陳舜臣は常識家というか合理主義者で、巨大で複雑な曹操を矮小化してしまっている気がする。
あとやたら出てくる紅珠とかいうのが現代人みたいで興ざめ。

やっぱり司馬遼太郎に書いてほしかったなあ…


曹操〈上〉―魏の曹一族 (中公文庫)

曹操〈上〉―魏の曹一族 (中公文庫)

  • 作者: 陳 舜臣
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2001/03
  • メディア: 文庫



曹操〈下〉―魏の曹一族 (中公文庫)

曹操〈下〉―魏の曹一族 (中公文庫)

  • 作者: 陳 舜臣
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2001/03
  • メディア: 文庫



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酒井健『バタイユ入門』:熱のある入門書 [本]

湯浅博雄の『バタイユ』は持っているのだが、イマイチ叙述が空回りしているというか正直退屈だった。

そこで、こちらを読んでみたらこれが当たり。
バタイユへの共感が熱気となって溢れかえり、しかもコンパクトで見通しがいい。

ちくま新書の入門シリーズにはけっこう不満が多かったのだが、久々に満足しました。


バタイユ入門 (ちくま新書)

バタイユ入門 (ちくま新書)

  • 作者: 酒井 健
  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 1996/09
  • メディア: 新書



文学と悪 (ちくま学芸文庫)

文学と悪 (ちくま学芸文庫)

  • 作者: ジョルジュ バタイユ
  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 1998/04
  • メディア: 文庫



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貫成人『ニーチェ』:わからなくてよいということがわかった [本]

「入門・哲学者シリーズ」の1冊。
そこそこ読みやすく、かと言って入門書にありがちな読者への媚びがないのは好印象。

が、わかりやすいかと言えば、厳しい。
飛躍が多く、ただ断言を受け入れる他ない感じ。

ただ、これはニーチェ自身のスタイルでもあるので、仕方ないと言えば仕方ない。

結局、ニーチェは「思想の種」でありインスピレーション源なのだろう。
だから、そこに首尾一貫した「思想」を見つけようとしてもそれは解釈者の思想になってしまう。
(永井均はそれがおもしろいのだが)

というわけで、ニーチェはある意味「わからないのが正しい」という結論を出せたので有用であった。


ニーチェ―すべてを思い切るために:力への意志 (入門・哲学者シリーズ 1)

ニーチェ―すべてを思い切るために:力への意志 (入門・哲学者シリーズ 1)

  • 作者: 貫 成人
  • 出版社/メーカー: 青灯社
  • 発売日: 2007/10/03
  • メディア: 単行本



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ノウルズ『アーサー王物語』:王妃すげえな… [本]

まともに通して読んだことがなかったので。

まあ、ふうん、こんな感じなのか、なのだが、

しかし、王妃すげえな

なんというか、まさに禍そのもの。
それが何より衝撃的なのであった。。。


アーサー王物語 (偕成社文庫)

アーサー王物語 (偕成社文庫)

  • 作者: ジェイムズ ノウルズ
  • 出版社/メーカー: 偕成社
  • 発売日: 2000/07
  • メディア: 単行本



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冨田恭彦『観念論ってなに?』:なんかマニアックな議論… [本]

バークリを中心に、観念論の言葉遣いを解説した本。
現代の「心の哲学」につながると言うが、どうつながるのかは書いてない。

著者専門のロックをバークリが誤解したみたいなマニアックな話、正直どうでもいい。
専門書でやってくれ。

哲学史上で観念論が果たした役割とか、入門書ならもっと書くことあるんじゃなかろうか。
あと余計な小説(?)部分も、相変わらず死ぬほど退屈だ。


観念論ってなに? (講談社現代新書)

観念論ってなに? (講談社現代新書)

  • 作者: 冨田 恭彦
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2004/11/19
  • メディア: 新書



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滝浦静雄『「自分」と「他人」をどうみるか』:冷めた議論 [本]

別に間違ったことを言ってる訳じゃないんだけど
なんと言うか、
デカルトやフッサールやヴィトゲンシュタインがこういうことを考えざるを得なかった熱というか
そういうものがまったく伝わってこない。

著者はどうしてこんなことを考えているんだろう。
なんで哲学をやってるんだろう、という。

それなりにまとまってて、悪い本じゃないですが。


「自分」と「他人」をどうみるか―新しい哲学入門 (NHKブックス)

「自分」と「他人」をどうみるか―新しい哲学入門 (NHKブックス)

  • 作者: 滝浦 静雄
  • 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
  • 発売日: 1990/05
  • メディア: 単行本



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大橋良介『日本的なもの、ヨーロッパ的なもの』第一章:強引でない? [本]

第一章:日本美を貫く「一なるもの」 芭蕉と利休
Ⅰ 四畳半の発見
Ⅱ 日本座敷の「内」と「外」
Ⅲ 一期一会をつくる場

どうも論旨の展開に無理があるというか強引。
言いたいことが全然わからないというのではないが、著者の中で明晰になっていない印象を受ける。
書くならむしろ、このテーマで丸一冊必要なのではないだろうか。

まあ、あくまでこれは試論で、二章以降が本論なんだろうけど。


日本的なもの、ヨーロッパ的なもの (講談社学術文庫)

日本的なもの、ヨーロッパ的なもの (講談社学術文庫)

  • 作者: 大橋 良介
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2009/05/11
  • メディア: 文庫



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『ハムレット』(野島訳/岩波文庫):注釈がおもしろすぎる [本]

なんと400頁超!
丁寧な注釈・補注・解説のおかげだ。

注の数が多ければよいというものではない。
むしろ、帰って煩雑なことも少なくない。
しかし、この訳書の注釈は実におもしろい。
テクストを読むのが楽しくなる。

シェイクスピアの訳くらいになると、どの訳文がいいというのは趣味の問題だろう。
少なくともこれはかなりわかりいい訳だと思う。

総合的に見て、お勧めです!


ハムレット (岩波文庫)

ハムレット (岩波文庫)

  • 作者: シェイクスピア
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2002/01/16
  • メディア: 文庫



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