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金庸『射雕英雄伝』:残念 [小説]

残念ながら、『笑傲江湖』よりかなり劣ると言わざるをえない。

登場人物の行動にまったく説得力がなく、「なんでやねん」とこぼすこと幾たびか。
特に主人公がアホすぎてまったく感情移入できない。

いちばんいいのを最初に読んでしまったのか…


射雕英雄伝―金庸武侠小説集 (1) (徳間文庫)

射雕英雄伝―金庸武侠小説集 (1) (徳間文庫)

  • 作者: 金 庸
  • 出版社/メーカー: 徳間書店
  • 発売日: 2005/07
  • メディア: 文庫



射雕英雄伝(しゃちょうえいゆうでん) (1) (トクマコミックス)

射雕英雄伝(しゃちょうえいゆうでん) (1) (トクマコミックス)

  • 作者: 金 庸
  • 出版社/メーカー: 徳間書店
  • 発売日: 2009/02/26
  • メディア: コミック



射雕英雄伝(しゃちょうえいゆうでん) 全19巻セット (トクマコミックス)

射雕英雄伝(しゃちょうえいゆうでん) 全19巻セット (トクマコミックス)

  • 作者: 金庸(キンヨウ)
  • 出版社/メーカー: 徳間書店
  • 発売日: 2010/02/25
  • メディア: コミック



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金庸『秘曲 笑傲江湖』:圧倒的におもしろい! [小説]

いや、ひさしぶりに夢中になった。
「巻措く能わず」とはこのことか。

圧倒的なスケール感と個性の塊のような登場人物たち。
魅せられました。

金庸、畏るべし。

他の作品もこれくらいおもしろければ、当分退屈はしなさそう。


秘曲 笑傲江湖〈1〉殺戮の序曲 金庸武侠小説集 (徳間文庫)

秘曲 笑傲江湖〈1〉殺戮の序曲 金庸武侠小説集 (徳間文庫)

  • 作者: 金 庸
  • 出版社/メーカー: 徳間書店
  • 発売日: 2007/06
  • メディア: 文庫



秘曲 笑傲江湖〈2〉幻の旋律 (徳間文庫)

秘曲 笑傲江湖〈2〉幻の旋律 (徳間文庫)

  • 作者: 金 庸
  • 出版社/メーカー: 徳間書店
  • 発売日: 2007/07
  • メディア: 文庫



秘曲 笑傲江湖〈3〉魔教の美姫 (徳間文庫)

秘曲 笑傲江湖〈3〉魔教の美姫 (徳間文庫)

  • 作者: 金 庸
  • 出版社/メーカー: 徳間書店
  • 発売日: 2007/08
  • メディア: 文庫



秘曲 笑傲江湖〈4〉天魔復活す (徳間文庫)

秘曲 笑傲江湖〈4〉天魔復活す (徳間文庫)

  • 作者: 金 庸
  • 出版社/メーカー: 徳間書店
  • 発売日: 2007/09/07
  • メディア: 文庫



秘曲 笑傲江湖〈5〉少林寺襲撃 (徳間文庫)

秘曲 笑傲江湖〈5〉少林寺襲撃 (徳間文庫)

  • 作者: 金 庸
  • 出版社/メーカー: 徳間書店
  • 発売日: 2007/10
  • メディア: 文庫



秘曲 笑傲江湖〈6〉妖人 東方不敗 (徳間文庫)

秘曲 笑傲江湖〈6〉妖人 東方不敗 (徳間文庫)

  • 作者: 金 庸
  • 出版社/メーカー: 徳間書店
  • 発売日: 2007/11/02
  • メディア: 文庫



秘曲 笑傲江湖〈7〉鴛鴦の譜 (徳間文庫)

秘曲 笑傲江湖〈7〉鴛鴦の譜 (徳間文庫)

  • 作者: 金 庸
  • 出版社/メーカー: 徳間書店
  • 発売日: 2007/12/07
  • メディア: 文庫



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ディック『パーキー・パットの日々』(1) [小説]

短編集。

「ウーブ身重く横たわる」
 まあまあ。
 「だれもはいってないような気がするな」には笑った。

「ルーグ」
 何が面白いの?誰か教えて。

「変種第二号」
 これは面白かった。
 オチに関しては、たいていの人が途中でわかると思うが、とにかくイメージが素晴らしい。

 うー、夢に見そう。


 
ディック傑作集〈1〉パーキー・パットの日々 (ハヤカワ文庫SF)

ディック傑作集〈1〉パーキー・パットの日々 (ハヤカワ文庫SF)

  • 作者: フィリップ・K. ディック
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 1991/01
  • メディア: 文庫



ディック傑作集〈2〉時間飛行士へのささやかな贈物 (ハヤカワ文庫SF)

ディック傑作集〈2〉時間飛行士へのささやかな贈物 (ハヤカワ文庫SF)

  • 作者: フィリップ・K. ディック
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 1991/01
  • メディア: 文庫



ディック傑作集〈3〉ゴールデン・マン (ハヤカワ文庫SF)

ディック傑作集〈3〉ゴールデン・マン (ハヤカワ文庫SF)

  • 作者: フィリップ・K. ディック
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 1992/04
  • メディア: 文庫



ディック傑作集〈4〉まだ人間じゃない (ハヤカワ文庫SF)

ディック傑作集〈4〉まだ人間じゃない (ハヤカワ文庫SF)

  • 作者: フィリップ・K. ディック
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 1992/04
  • メディア: 文庫



まだ人間じゃない (ハヤカワ文庫 SF テ 1-19 ディック傑作集)

まだ人間じゃない (ハヤカワ文庫 SF テ 1-19 ディック傑作集)

  • 作者: フィリップ K.ディック
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2008/03/07
  • メディア: 文庫



ゴールデン・マン (ハヤカワ文庫 SF テ 1-18 ディック傑作集)

ゴールデン・マン (ハヤカワ文庫 SF テ 1-18 ディック傑作集)

  • 作者: フィリップ K.ディック
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2008/03/07
  • メディア: 文庫



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フォークナー「エミリーへの薔薇」 [小説]

これはもう、断然すばらしい。
凄い。

フォークナーの言う通り。
エミリーに、せめて薔薇を。





フォークナー短編集 (新潮文庫)

フォークナー短編集 (新潮文庫)

  • 作者: フォークナー
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1955/12
  • メディア: 文庫




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森鴎外「山椒大夫」:鮮やかな速度 [小説]

溝口健二の映画には、聖化された「自己犠牲」を感じて鼻白んだ。

しかしながら、この小説は違った。
全然違った。
唖然とするほどのスピード感で物語は結晶化する。
安寿の意志はあまりに透明で、その理由を詮索する気など起きないのだった。


山椒大夫 高瀬舟―森鴎外全集〈5〉    ちくま文庫

山椒大夫 高瀬舟―森鴎外全集〈5〉 ちくま文庫

  • 作者: 森 鴎外
  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 1995/10
  • メディア: 新書



山椒大夫・高瀬舟    新潮文庫

山椒大夫・高瀬舟 新潮文庫

  • 作者: 森 鴎外
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1968/05
  • メディア: 文庫



山椒大夫・高瀬舟 他四編    岩波文庫 緑 5-7

山椒大夫・高瀬舟 他四編 岩波文庫 緑 5-7

  • 作者: 森 鴎外
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2002/10
  • メディア: 文庫



山椒大夫・高瀬舟・阿部一族    角川文庫

山椒大夫・高瀬舟・阿部一族 角川文庫

  • 作者: 森 鴎外
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 1967/02
  • メディア: 文庫



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夏目漱石『三四郎』:何か怖ろしい、眩暈の小説 [小説]

非常に苦労して読んだ。

不穏な小説である。
読んでいる間中、胸がガサガサするのである。

三四郎に密着しているようでいて、突然裂け目が入る視点とか。
広田先生、弥次郎、美彌子の鮮やかさとか。

そういうことも、もちろん大変言いたいことなのだが今ひとつ言う気にならない。

何か、怖ろしいのだ。
どこか底無しで、眩暈がする。

この小説には、言いようのない嵩がある。


三四郎 (岩波文庫)

三四郎 (岩波文庫)

  • 作者: 夏目 漱石
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 1990/04
  • メディア: 文庫



夏目漱石全集〈5〉 (ちくま文庫)

夏目漱石全集〈5〉 (ちくま文庫)

  • 作者: 夏目 漱石
  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 1988/02
  • メディア: 文庫



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森鴎外「うたかたの記」:ロマンだ!!! [小説]

ロマンだ!
ほんと凄いぞ。
ちょっと笑ってしまうくらい。

いや、いいなあ。

されど人生いくばくもあらず。うれしとおもう一弾指の間に、口張りあげて笑わずば、後にくやしくおもう日あらむ

その通り!


舞姫,うたかたの記―他3篇    岩波文庫 緑 6-0

舞姫,うたかたの記―他3篇 岩波文庫 緑 6-0

  • 作者: 森 鴎外
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 1981/01
  • メディア: 文庫



舞姫,うたかたの記    角川文庫クラシックス も 1-1

舞姫,うたかたの記 角川文庫クラシックス も 1-1

  • 作者: 森 鴎外
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 1997/06
  • メディア: 文庫



舞姫 ヰタ・セクスアリス―森鴎外全集〈1〉    ちくま文庫

舞姫 ヰタ・セクスアリス―森鴎外全集〈1〉 ちくま文庫

  • 作者: 森 鴎外
  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 1995/06
  • メディア: 新書



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筒井康隆『文学部唯野教授』 [小説]

久しぶりに読み返したが、やはり面白い。
物語部分は言うまでもなく、講義部分も最近聞かない名前もたくさん出て来て楽しかった。
(哲学系の部分は退屈だったが)

しかし、本当に文章がうまいなあ。
いまさらながら。


文学部唯野教授 (岩波現代文庫―文芸)

文学部唯野教授 (岩波現代文庫―文芸)

  • 作者: 筒井 康隆
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2000/01
  • メディア: 文庫



文学部唯野教授のサブ・テキスト (文春文庫)

文学部唯野教授のサブ・テキスト (文春文庫)

  • 作者: 筒井 康隆
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 1993/07
  • メディア: 文庫



文学部唯野教授の女性問答 (中公文庫)

文学部唯野教授の女性問答 (中公文庫)

  • 作者: 筒井 康隆
  • 出版社/メーカー: 中央公論社
  • 発売日: 1997/07
  • メディア: 文庫



[オーディオブックCD] 筒井康隆 著 「文学部唯野教授 」(CD10枚)

[オーディオブックCD] 筒井康隆 著 「文学部唯野教授 」(CD10枚)

  • 作者: 筒井康隆
  • 出版社/メーカー: ことのは出版
  • 発売日: 2008/05/12
  • メディア: CD



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桜庭一樹『少女には向かない職業』:消化し難い力作 [小説]



 少女の魂は殺人に向かない。
 誰か最初にそう教えてくれたらよかったのに。


面白かった。
そういう表現が合っているかはわからないのだけれど。

最初は妙に気を引くような、ネトネトした文章がいやだった。
(語彙も語り手にしては豊富すぎて不自然だし)
でも途中から、まったく気にならなくなった。

うーん。
これはどういう小説なんだろう。

クライムノベルではある。
が、やはりちょっと違う。
中学生が主人公だから?
確かにそれはそう。

だけど。どうなんだろう?

歯切れの悪い言い方しかで生きないのは、イマイチ消化し切れてないから。
そういう書き方なのだ。

とにかく読みごたえあった。
それは確かだ。


少女には向かない職業 (創元推理文庫)

少女には向かない職業 (創元推理文庫)

  • 作者: 桜庭 一樹
  • 出版社/メーカー: 東京創元社
  • 発売日: 2007/12
  • メディア: 文庫



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小林正訳の『赤と黒』だが… [小説]

野崎歓の『赤と黒』誤訳論争はさておき、昭和32年発行の新潮文庫版である。

小林正はスタンダール研究では有名な人らしい。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E6%9E%97%E6%AD%A3_(%E4%BB%8F%E6%96%87%E5%AD%A6%E8%80%85)

で、その翻訳だが、なんというか、キツい。
この年代の翻訳が今読んで古くさく見えるのは仕方ないだろうが、それでもちょっと度が過ぎている気がする。

 「なにしろ、百姓ですから、背広しか着たことがありません」

え?背広ってスーツの事じゃないの?

 「おれがいい気になって涙を流すような人間だとは、思いもよらなかったわい」

え?「わい」?
ソレルはここで19歳なのだが…

あと、読んでてイマイチ意味の取れない部分も多い。
やはり原文が難解なのか…
とりあえず、岩波の桑原・生島訳も買って、比べながら読もうかと思う。


赤と黒 (上) (新潮文庫)

赤と黒 (上) (新潮文庫)

  • 作者: スタンダール
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1957/02
  • メディア: 文庫



赤と黒 (下巻) (新潮文庫)

赤と黒 (下巻) (新潮文庫)

  • 作者: スタンダール
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1958/05
  • メディア: 文庫



赤と黒〈上〉 (岩波文庫)

赤と黒〈上〉 (岩波文庫)

  • 作者: スタンダール
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 1958/01
  • メディア: 文庫



赤と黒 下    岩波文庫 赤 526-4

赤と黒 下  岩波文庫 赤 526-4

  • 作者: スタンダール
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 1958/01
  • メディア: 文庫



赤と黒 (上) (光文社古典新訳文庫 Aス 1-1)

赤と黒 (上) (光文社古典新訳文庫 Aス 1-1)

  • 作者: スタンダール
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2007/09/06
  • メディア: 文庫



赤と黒(下) (光文社古典新訳文庫)

赤と黒(下) (光文社古典新訳文庫)

  • 作者: スタンダール
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2007/12/06
  • メディア: 文庫



赤と黒 (まんがで読破)

赤と黒 (まんがで読破)

  • 作者: スタンダール
  • 出版社/メーカー: イーストプレス
  • 発売日: 2008/03
  • メディア: 文庫



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